学部課外活動「ベンチャー体験工房」教育の一環として、外部講師による特別講義は下記の通り予定されています。
興味のある方は、是非ご聴講下さい。
・日時:2016年10月24日(月) 18:10-19:40
・場所:研究棟325-F
・講師:宮城大学 名誉教授 小林 登史夫先生
・題目:“新生児-体動”計測Dataの処理による 増体重の管理
・要旨:出生時に2,500g未満で生まれた赤ちゃんは、インキュベーターと言う保温器の中で数週間に渡って育てられている。その時に“赤ちゃんの自由な動き=体動を監視・記録する機器”を、金沢大・医学部の根本鉄教授が開発し、同・看護学部と協力して30数例の症例を計測した。小林は、集められた計測Dataを出発点として、新生児保育の際の重要な指標である 増体重(=赤ちゃんの体重増加速度)と 体動 との未知の関係を解析・明確にした。そして、個別の体動の状況を連続して監視する事により、未熟児の健康状態、特に、増体重の予測状況を、間接的に管理する技術ができた。